メルヘンチックな生き物:雪虫

2019.10.15 Tuesday

 

「雪虫 無料 画像」の画像検索結果

飛ぶ姿は雪のようなのだけど・・・

雪告げ虫

ここ大阪はまだ暑さのなごりが残っていますが、北海道では秋も深まってきているでしょう。
幼少の頃、その北海道に住んでいましたが、晩秋の頃、初雪が降る前になると雪虫が飛び交いました。北海道では一般的なのですが、これをみると「あぁ、もうすぐ雪になるなぁ」となるのです。風のない日に数匹がゆらゆらと舞っているのは、本当に白い雪のようでメルヘンチックなのです。私が住んでいたころは、数匹が飛ぶというのが普通だったのですが、近年、温暖化のせいなのか大量発生することが多くなり、視界を悪くするなど害虫扱いになってしまっています。

飛んでいる雪虫は力が弱く、そっと手袋をした手を虫に向かって振ると、手袋にくっついてしまいます。そこに息を強く吹き付けると雪毛が形を崩してしまい、出てくるのは何ともがっかりな虫なのです。アブラムシのなかまのトドノネオオワタムシという虫です。体からロウソクのようなものを出して、それが糸状に綿毛のようになっているのです。ちょっと離れてみる方が素敵なものって意外と多いですよね。近くで見てしまって、見なければよかったという経験ありませんか?

この雪虫、自転車をこいでいる時に、口の中に入り、のどにくっついて苦しんだこともありました。

俳句の雪虫

俳句で春の季語として出てくる雪虫があります。セッケイカワゲラと言います。セッケイは雪渓の意味で、積もった雪の表面を歩き回る虫です。冬に歩き回るとは何とも風変わりな虫です。この虫には綿毛はなく、暖かいと死んでしまうそうです。高山に生息するセッケイカワゲラは雪渓虫として夏の季語になっています。

私は北海道出身ですので、雪虫と言えば「トドノネオオワタムシ」を指しますが、雪山に登る人は「セッケイカワゲラ」を思い起こすのでしょうね。それにしても、晩秋の大気の中をゆらゆらと舞う雪虫は、俳句に詠みやすいと思いますが、雪の上をこそこそと歩き回る雪虫は、どのように俳句に詠み込まれるのでしょう?「奥飛騨に来て雪虫の無尽蔵」なんて感じみたいです。どっちの雪虫でも句としては成り立つようにも思いますが・・・。

「セッケイカワゲ...」の画像検索結果

ハーブティーの通信販売『Time with Herb』

https://timewithherb.com/
多様な種類のハーブティーとオリジナルブレンド商品を取り扱っています。
是非チェックしてみてください。

コメント
コメントする