見たことある?ツノゼミの驚きの姿!

2019.08.06 Tuesday

まるでレーダー?宇宙船?

セミとつくけどセミじゃない

ツノゼミという虫をご存知でしょうか?ご存知の方は、かなりマニアックな虫好きですね。セミと言っても、いわゆる普通に夏に鳴いている蝉とはたいぶ異なります。昆虫には違いなく、頭部、胸部と腹部の3つからなり、6本の脚と4枚の翅からなっています。ただ、普通の昆虫では2本の脚しかつかない前胸の部分に飛ぶのには役立たない翅の基があり(中胸、後胸には翅がつきます)、これがいろいろな形に発達しているのです。写真のようにレーダーというか宇宙船というか、と言ったものから、棘や刀、アリやハチなどの形、ヘルメットや角なんかもあり、果てはカビの生えた死骸や枯れた枝にしか見えないものまで千差万別なのです。擬態とかいろいろな理由があるのでしょうが、どうしても理由が考え付かない形状のものまでそれはそれは面白おかしく、奇抜な世界なのです。一度この世界に迷い込んでしまうと、なかなか抜けられない不思議の世界です。

分類学上はカメムシ目ツノゼミ科になります。カメムシ目にはカメムシ科、アブラムシ科、ヨコバイ科、セミ科があり、ストローのような口をしていることを特徴としています。完全菜食主義者で、一生を樹上で過ごします。ストロー状の口を植物に刺し、樹液を吸って生きています。ただし、樹液には糖分が多く、糖尿病になってしまうのを避けるためにアブラムシのようにお尻から蜜を排泄します。これにアリが寄ってくるため、ツノゼミを探すにはアリの集まる木を探すと良いとされています。基本的にはジッとしていることが多いようですが、繁殖のためや敵から逃げるときにはピョンピョンと元気に跳び跳ねたり、飛んだりします。ただ背中の奇妙な構造物のためにバランスは決して良いとは言えません。

極地を除き、ほぼ世界中に生息しますが、中南米の熱帯地域のものが色が美しく奇抜な形のものが多いようです。日本にも十種類ぐらいいますが、地味で奇抜なものはいません。そんな彼らの寿命は2〜3カ月。はかない命の中での営みです。

焦がれてた出会い

長い間憧れていた虫ですが7月13日から大阪市立自然史博物館で「昆活しようぜ 特別展 昆虫」と題して展示が始まりました。ツノゼミも出展していると聞きつけ、休みの日に出かけました。子供たちに疎まれながら、ツノゼミの前でルーペを取り出し、しっかりと観察。人の流れを遮りながら、しばし夢の世界に。帰りには特設売店で「ツノゼミ ありえない虫」という丸山宗利先生の本を購入して帰ってからも楽しみました。9月中頃まで開催されているので、不思議の世界に興味のある方は、是非訪れてください。

 

 

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