臭いドクダミの花が咲いた!

2019.06.11 Tuesday

薬草?

 

梅雨どきの野草

梅雨入りの話がニュースで取り上げられるようになってきました。この頃に名前からは想像もできない純白の花を咲かせるドクダミがあります。良く見ると真ん中がイチゴのように盛り上がり、花弁がなく、めしべとおしべが集まっているのが分かります。周りの白い花びらのようなものは、花苞と呼ばれる葉の変化したものです。薬草として知られおり、毒を消すという意味で毒止め(溜める)からドクダミとなったようです。音はまがまがしいのですが、役に立つ植物だったのですね。皮膚病などに効くとされ、外用剤としての効能が言われています。殺菌効果も言われていますが、これは生の時の効能。乾燥させてしまうと効かないようです。ドクダミ茶として一般に喫されていますが、これはドクダミが持つと言われる血圧安定効果による高血圧への作用を期待してのことでしょう。

梅雨どきに見られることから、ジメジメしたイメージが付きまといますが、その通り、湿度の高い場所を好みます。日陰に自生する植物で、日本全国どこでも生えています。子どもの頃は、家と家の隙間や庭のじめじめしたところ、トイレの外壁に面したところなどに生えていて、折った時の独特な悪臭から、どちらかというと暗〜いイメージの嫌われ者だったように覚えています。

和のハーブ

先日、知り合いからドクダミ茶をいただきました。単に干しただけのもので、独特な臭いはなく、干し草の匂いがします。日本に古来から伝わる伝統薬で、和のハーブ、「和ハーブ」に分類されるものです。和ハーブとは、1)日本減産の野生種および栽培種の有用植物、2)外来の野生種および栽培種のうち、江戸時代以前より日本全国で広く使われてきた有用植物といういずれかの定義に当てはまる植物をまとめたもので、一般社団法人和ハーブ協会により提唱された新用語です。ドクダミは、ゲンノショウコ、センブリとともに「日本三大薬草」の一つで、解毒やむくみ取り、利尿や便秘改善作用があるとされています。生だと現代医薬でもなかなか治らない水虫やたむしの特効薬として用いられてきました。一般家庭の庭でも生えていたということから、庭の薬局としての働きの代表株だったのでしょう。大切な和の知識として、次世代まで語り継いでいきたいものです。

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