動物虐待?V字カットの耳は愛の形!

2018.10.11 Thursday

虐待?
猫の耳切

動物虐待?

秋の陽射しの中、公園の陽だまりには野良猫が日向ぼっこをしています。その中に耳にV字の傷のある猫を見かけました。すわ、けんかの跡?動物虐待?と思ったのですが、思い出してみると、これは「さくら猫」です。けんかでできる傷ではなく、虐待にしては整然としています。

ご存知ですか?これは、避妊手術(赴任去勢手術)を受けているということを示す印なのです。猫は手術で受ける麻酔が非常に難しい(興奮期が長い)種族で、かつは開腹手術により腹膜炎を引き起こしてしまう危険が高い種族です。ですから重複した手術を受けなくとも済むように印をつけているのです。昔はピアスをつけていましたが、けんかで引きちぎられる場合や狭いところを抜け出るときに引っかかってとれる場合などがあり、V字カットに変えられた経緯があります。つまり動物虐待ではなく、動物への愛の印なのです。

 

地域差がある

ちょっと残酷に思える処置ですが、麻酔下で獣医師が行いますし、止血や消毒も行っているので、影響は最小限に抑えられています(とは言うものの、麻酔が覚めたら痛いだろうな、とは思います)。雄は左耳に、雌は右耳にカットを入れるのが推奨されていますが、地域によっては、両耳に施すところもあります。また、まだピアスを用いているところもあり、縦に1本切れ目を入れたり、水平に耳の先端を切り取るところもあります。野良猫を捕まえて避妊手術を施し放すというこの活動(TNR運動)は、主にNPOにゆだねられています。野良猫の繁殖を防ぎ、地域猫として皆で見守っていくという趣旨で、避妊手術後は元の場所に戻すという方針です。でもこれは糞害などで迷惑を受けている人々には理解を得られ難い部分です。殺処分を減らすということが最大の目的ですから、避妊手術後、元の場所に放すのではなく飼い主を探すというのが妥当な活動かと思います。場所と人員とお金が必要だという課題もありますが・・・。

さくら猫

耳カットと言われると残酷に聞こえることからと、V字に切った跡の形が桜の花びらに似ていることから、「さくら猫」とか「さくら耳」と呼ぼうと提唱されています。そもそも野良猫を増やしているのは自分勝手な人間です。捨てる人、気安く餌をやる人などにより、野良猫はどんどん増えてしまいます。劣悪な環境で暮らす彼らは猫エイズや猫テンパーに罹り、栄養状態も悪いことから命を落としていくことも稀ではないのです。さらには保護猫として収容される猫のうち年間7万9千頭(平成26年)もの命が殺処分という形で処理されているのです。動物を飼う人は責任と自覚を持って飼ってもらいたいものです。

さくら猫、暖かい目でみてあげてください!

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