トキにドキドキ

2020.07.07 Tuesday

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美しい翼の羽が命取りに

トキ(朱鷺)色に染まる

トキは、翼を広げると約130センチメートルにもなり、白色の羽に覆われ、顔は羽がなく赤く、頭部に冠羽を持つのが特徴です。トキの翼の羽の裏側は、春から夏にかけてピンクがかかった色というか薄いオレンジ色というか、いずれにしても非常に美しいドキドキする色になります。トキ色と名付けられている日本人特有の色の表現になります。夕焼けを表現するときに「トキ色に染まる」という感じで使われます。この羽が矢羽根として重宝されたことがトキの絶滅の一因とも言われています。

この普段は白い羽色で美しいトキ。繁殖期には灰色になります。首の横から粉末状の物質を分泌し、水浴びの時に体にこすりつけていくことで羽の色が変わります。詳細は未だ不明ですが、昔は白色のトキと灰色のトキとは別種と考えられていました。繁殖羽と認められるまでには時間を要しました。この灰色型と白色型とに分けられていたころ、日本では灰色型は「脊黒トキ」と呼ばれていました。

日本代表?

トキの学名はニッポニア ニッポン。世界に認められた日本代表の鳥なのです(国鳥はキジですが)。極東ロシアをはじめ東アジアの広い地域に生息していましたが、害鳥とされていた上に装飾品としても利用されていたため乱獲され、ロシア、中国および朝鮮半島と次々と絶滅してしまいました。純日本産のトキは、2003年に最後の1羽(キンちゃん)が死亡して絶滅してしまいました。環境省リストでは、絶滅危惧種を通り越して、野生絶滅、つまり飼育下のものを除き、野生での生息はないという分類にされています。中国では野生のものが約1000羽いるとされ、この個体群が中国で再発見され捕獲・繁殖が繰り返された後に、日本や韓国に数羽ずつ譲渡されました。今では日本でも約200羽飼育されていますし、最後まで野生で観察された佐渡島に約100羽が放鳥されています。

鳥インフルエンザでニワトリが大量に殺処分されたというニュースをたまに見かけますが、トキも感染死するため、絶滅を避けるために保護飼育下のトキは佐渡島を始め、対岸の長岡市や東京都、石川県、島根県に分散飼育されています。

ちなみに、7年ほど前に行われた20年に一度の伊勢神宮新宮式年遷宮で、神宝の一つである刀にトキの羽を飾ることが決められており、その神事を継承するためにトキが大事に飼育されているとの話もあります。

再び絶滅することがないように祈りつつ、いつの日かトキを観察しに行きたいと考えています。

 

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