ウミガメの不思議

2020.03.10 Tuesday

昔話に出てくる身近な動物

ウミガメって何している?

「浦島太郎」などに出てきて、水族館でもおなじみのウミガメ。見知っているような感じすが、実際にはどうでしょうか?ウミガメというとアカウミガメとアオウミガメが代表的ですが、彼らが自然界で人目にさらされるのは、産卵期の上陸の時ぐらいです。健気に上陸し、涙を流しながら産卵する光景は印象的です。では、上陸しない雄や産卵期で上陸しているとき以外の雌はどこで何をしているのでしょうか?これが結構謎なのですよね。ウミガメの産卵地としては日本は大きな割合を示しているのですが、日本生まれのアカウミガメの赤ちゃんはアメリカ西海岸までプカリプカリと漂っていくようなのです。その後20年ぐらいかけて日本にくるのですが、それまでどこでなにをしているか不明なのです。アオウミガメに至っては症例が少なく、たぶんアカウミガメと同じ感じだろうといった状況なのです。

アカウミガメとアオウミガメの違いは?

アカウミガメとアオウミガメの違いは何でしょう?一番思いつくのは色の違い。文字通り赤色と青色です。でも個体差が大きくあてになりません。次に形。アカウミガメは頭でっかちで甲羅の後ろが尻すぼみでハート型、アオウミガメは小顔。これも個体差で明確ではありません。はっきりしているのは、甲羅を構成する甲板の数がアオウミガメでは右肋が4枚、中央が5枚、左肋が4枚なのに対し、アカウミガメはすべて5枚です。そしてアカウミガメは肉食でイカや大アサリ、アオウミガメは海藻、飼育下ではキャベツやレタスを食す草食です。

保護

最近、自然環境の変化でウミガメの個体数は減ってきていると言われています。未消化物(プラスチックなど)の問題や温暖化、砂浜の枯れなど、f複雑な要因によると考えられていますが、詳細は不明です。孵化したばかりの子ガメは、24時間興奮状態で、この間に夜に明るい海を目指して這い進み、地磁気コンパス能力を獲得します。この時海と反対側に明かりがあると海にたどり着けなくなったり、方向感覚の無いカメになったりします。その意味では子ガメの放流事業は24時間を過ぎた子ガメを放流するので考え物です。

個体数が減ったといっても、正しくは上陸数が減ったことからの推測です。その上陸数も専門家によってなされているものではなく、地元の小学生を始めとする住民の方々の長年にわたる地道な観察・保護活動によって見出されたものなのです。この長期にわたる観察記録は世界に誇るものなのです。

何もわかっていないウミガメですが、だからこそ、「自然保護(環境保護)」と「種保存」といった大きな観点が必要なのかもしれません。

「ウミガメ 画像 ...」の画像検索結果

ハーブティーの通信販売『Time with Herb』

https://timewithherb.com/
多様な種類のハーブティーとオリジナルブレンド商品を取り扱っています。
是非チェックしてみてください。

コメント
コメントする