動物の採血

2020.02.25 Tuesday

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血を採るのも一苦労

野生動物の採血

先日(令和2年2月4日日経新聞夕刊)にこんな記事が。
「麻酔使わずシマウマ採血」茨木の動物園、国内初(日立市かみね動物園)
えっ?採血するのに麻酔をかけたりするの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。実は記事にも記載されている通り、野生動物ではおとなしく採血させてくれるなんてことは稀なのです。しかも麻酔薬の使用はリスクが高いとくるので苦労が絶えません。特に大型の動物では、薬物量も多くなり、麻酔から目が覚めないなど危険度倍増なのです。無麻酔で採血しようとして、下手に回りがざわつくとショック死をおこすこともあるので痛しかゆしです。
麻酔なしでの採血は理想ですが、大変な苦労が要ります。蹴られたり、噛まれたりなどの危険も付きまといます。記事のシマウマも3年掛かりで触っても許してくれるようになったそうです。結局、訓練というか信頼関係の構築というか、しっかりとお互いにトレーニングを重ねないとだめなのです。イヌやサルは無麻酔下で採血します。道具一式をみただけで。腕をのばして「さあ、どうぞ」となる場合もあります。採血が終わって誉めるとどんなに喜ぶことか!水族館のイルカやアシカなども訓練に拠って採血させてくれるようになります。

ちなみに採血と一口に言っても、採る部位は、動物ごと、目的ごと、量ごとに変わります。しっぽの先、しっぽの根元、脚、趾、首、眼元等々があります。人の点滴で血管の場所を探すようなものです。

中国三千年の歴史

麻酔と言えば麻酔薬を注射することを考え勝ちですが、中国発祥の鍼麻酔があります。ツボ数か所に鍼を刺し、牛を立たせたままお腹を開いて手術する映像を観たことがあります。鍼を抜くとさっさと歩き出すのですから驚きです。麻酔だけでなく、鍼はヒトと同様に足の麻痺などの治療にも応用されています。ただ残念なことに、日本では鍼を使える獣医さんが少なく、拡がりをみせません。今後の若手の獣医さんに期待したいところです(忙しくてそれどころじゃないわ!とおしかりを受けそうですが)。

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