寒がりのペンギン

2020.02.18 Tuesday

 

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氷山の麓に住むペンギン

 

ストーブにあたるペンギンたち

南極や極地近くに住むと勘違いされているペンギンたち。実はこれ、戦前の阪神パークの飼育施設に氷山の絵と白い擬岩が置かれており、全国的にこれを模した施設がつくられたせいなのです。確かに多くのペンギンは南半球に生息していますが、南極に住むのはコウテイペンギンとアデリーペンギンのみ。南極近くの半島などに生息するものを入れても、マカロニペンギン、ジェンツペンギン、ヒゲペンギンぐらいのものです。6属18種のペンギンの多くは、寒流の流れる比較的温暖な地域に生息しているのです。昔、日本の飼育現場でペンギンがストーブに当たっている記事が出て話題になったものです。現在は葛西臨海水族館で始まった黒や灰色の擬岩で飼育舎を作る様式になり、認識も少しづつ変わってきているようです。

動物園や水族館で飼育されているペンギンは、あまりにも当たり前の存在になってしまいましたが、一方でマゼランペンギンの仲間のフンボルトペンギンは、本来の生息地である南半球のアルゼンチンでは準絶滅危惧種に分類されています(2020年2月3日の日経新聞夕刊に記事が載りました)。でも北半球の環境が良かったのか、飼育係りの方々の努力のたまものか(こちらが大きいのは言わずもがなですが)、各飼育施設では、繁殖が成功し、生息地以上に増えていっており、同一施設では近親交配のリスクが高まってきているのです。そこで飼育施設間で個体の交換を行ったりしています。その血統図は緻密でそんじょそこらの家系図以上で、ちょっとした驚きの世界です。

すでに絶命したペンギン

ペンギンの名前の由来になったウミスズメ科の海鳥にオオウミガラスというのがいました。現在ペンギンのさす海鳥はペンギン科であり、異なった種類なのですが、大型でほぼ今のペンギンと同じ姿をしていました。生息地はペンギン(区別するために南極ペンギンと表記することもあります)と異なり、北半球でグリーンランド、アイスランド、イングランドなどでした。羽毛を取ることを目的に乱獲され、19世紀に絶滅したと言われています。今でははく製や骨格標本としてしかみることができません。ペンギンも同じ末路をたどらないように、人間も少しはかしこくなっていきたいものです。

 

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